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ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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教祖誕生

ビートたけし原作の教祖誕生という映画がある。
ふらふらしていた若者が、インチキ教団に興味を持ち、
一緒についていく内にいつの間にか教祖に祭り上げられ、
本人も次第にその気になっていき、
本当に一つの宗教の教祖になってしまう話。

 ***

周りの環境によってその気になっちゃうんだよな、人間って。
そしてその人が本気になればまた周りの人間も本気になっていく。

逆に言えば、常識やシステムといったその環境に於いて、
その気になれるからこそ人間は生きて行けるんだろうと思う。
それぞれが、実は有りもしない幻想を共有し、
抱いているからこそ、その社会(関係)は成り立つ。
そして、その幻想を共有出来なくなった人間は、
ただそこから立ち去るしかない。

それにしても岸辺一徳ははまり役だし、
ビートたけし本人の演技もよかったけど、
あの映画では駒村役の人がいい味をだしてたなあ。
真面目な人間の末路というのは大体あんな感じだろう。

その場所のあり方に嫌気がさしていても
抜け出す勇気も力もなくて。
仕方がないので、その場所で小さな理想を
抱くことで自我を保とうとする。
そしてその理想のために小さな反乱を起こす。
しかし、結局その反乱が実を結ぶこともなく、
自身もその理想を貫徹出来ないことを思い知らされ、
内と外の二重の圧力によって板ばさみになって
精神が疲弊し、壊れていく。
あれを見ているとほんと身につまされる。

まあ、何かを信じることが出来るうちに死ねたのなら、
まだ幸せなのかもしれないけど。
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プロフィール

後正面

Author:後正面
ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

働けど無職。
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※コメントは記事の内容(主題)に関するもののみ受け付けています。また、明らかに政治活動的な性質を持つ内容のコメントはお控え下さい(そういった性質を持つ発言は、それを許容するような姿勢を持つ一部のブログを除いて、自分のブログで行うものだというのが私の基本的な考え方です)。

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