ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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悪意はちゃんと個人に蓄積されていく

発信箱:甘えの構造=与良正男(論説室)(毎日jp)

 「希望がある奴(やつ)にはわかるまい」とか、「夢…ワイドショー独占」とか。

 東京・秋葉原で起きた通り魔事件の容疑者が携帯サイトに書き記した言葉を見ていくと、自分はこんな境遇にいるはずではなかったという一種の被害者意識と、世間に認められたいという自意識が交錯しているように思われる。

 世の中、今の自分に満足している人の方が少ないのだ。それは当然の思いである。しかし、それがどうして、「社会が悪い=誰でもよかった」という無差別殺人に結びついてしまうのか。

 責任の一端は私たちマスコミにもあるのかもしれない。私たちはともすれば、何かことがあるたびに、社会が、政治が、教育が悪い--と、安易に、かつ漠然と結論づけてこなかったか。それが「自分は被害者」という甘えの構造、あるいは厳しい現実からの逃げ道をつくる要因になっているように思えるのだ。

何らかの属性を蔑むことによって不特定多数に投げつけられた悪意は、
ちゃんとその属性を持った其々の個人が受け取り、そこに蓄積されていく。

その蓄積された悪意を抱え続ける余裕が無くなった者は、
その積もり積もった悪意を抱え持ったまま谷底へと身を投げるか、
若しくはそれを辺り一面に撒き散らすしかない。

「誰でもよかった」という気持が理解出来ないなんて、それはないだろう。
様々な属性に対する無差別攻撃は、あんたら良識人を始めとして
誰もが当たり前のようにやってきたことじゃないか。

あんたらは無差別攻撃を不可解だと言うが、
俺もあんたらのことなんて全く見も知りもしないが、あんたらが
俺の持つ属性に投げつけた悪意はちゃんと毎日受け取っているぜ?
そしてその悪意は苦痛に変換され、日々俺を蝕んでいる。
あんたらはその無差別攻撃に身に覚えがないとでもいうのか?

そもそも、誰かをある利益集団(システム)から排除すれば、或いは
その相互利益性が失われることになれば、その排除され道徳的恩恵の
外部へと追いやられた者は、排除した側の利益集団に於ける規範を守る
論理的な理由が無くなることで規範から解き放たれ、それによって復讐に
走ったり蜂起したり、自らの生き残りをかけて犯罪に手を染めることとなる。

だからこそ、誰かを簡単にその道徳的恩恵の外へと
切り捨てることや、一方的関係を結ぶことが躊躇われる。

にも拘らず、多くの者達を平気で道徳的恩恵の外部へと追いやってきた者達が、
一方的関係を結ぶことをよしとしてきた者達が、その外部へと追いやられた者に
まだ内部に於ける規範の遵守を期待するってどんだけ甘えてんだよ。

“誰か”を切り捨てることをよしとするなら、
“誰か”が一方的関係を強要されることを是認するのならば、
自らもその“誰か”から切り捨てられ、一方的関係を強要されることくらい
覚悟すべきだろう。そして実際に道徳的恩恵の外へ追いやられたと
感じる者が増えれば増えるほど、自らもその“誰か”から切り捨てられ、
一方的関係を強いられる可能性が高まることになるのは当然のことだ。
その「厳しい現実」から目を反らしているのは一体どちらの方なのか。
道徳を魔法か何かとでも勘違いしているのか?

いや確かに、今まで数え切れない程の人達が道徳的恩恵の外へと
追いやられて尚、その内部の規範を遵守する為に命を捨てていったよ。
そして今も、相互性のない一方的関係を甘んじて受け入れている
人達が山のようにいる。日本には道徳奴隷が沢山いますから。
で、その構造をこれからも維持したいって?

自らの暴力に無自覚になるのも大概にしろよ。

 ***

(6/14)記事を読んで分かるとおり、自分は当該記事、
というよりこの手の論調に対してかなり腹を立てている訳だが、
しかし、ここに書いたことだけでは何故それに対してそこまで
腹を立てているのかよく分からない部分もあるかもしれないので、
続きとしてここでは書けなかったその怒りの理由についての記事を書いた。



後で読み直して粗雑過ぎると感じた表現を一部変更した。

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ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

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