ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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モルヒネとしてのダマーズ

この所、ASVというレーベルから発売されている、
ジャン=ミシェル・ダマーズのフルートとハープの為の作品集
をよく聴いています。
(amazon.comで視聴できます)

まあ、この様な状況に陥ってから長年が経過し、
希望すらとうに消えうせてしまった人間ですから、
せいぜい音楽を聴くか、ネットの治安の良さそうな所を
少し徘徊して回るくらいしかすることがない訳です。

以前はよくテレビを見ていましたが、
最近はもう殆ど見なくなりましたしね。
どうせ気分が悪くなるだけですから。

しかし、音楽を聴くといってもこういう状態だと
なかなか集中して聴くことも出来ない。
絶えず不安と恐怖と憎しみで心がささくれ立って、
それが心の芯の部分には届かない。

だから、どちらかといえば楽しみとして音楽を聴く
というよりは、その苦痛を少しでも誤魔化す為に
音楽を聴いているという性格が強い。

つまり、鎮痛作用を期待して音楽を聴いている訳です。
そして、特にその作用が強かったのがこのCDです。

ともかく、収録されたどの曲もこの上なく美しく素晴らしい。

それらの曲を聴いていると、心の奥深くに根ざし、
なかなかその姿を消そうとはしない強固な憎しみを
打ち消してくれる様な気がする。
苦しみを和らげてくれる様な気がする。

と言っても、本当にそれらを消し去ってくれる
というよりは、曲の素晴らしさによって、
感覚を違う方向に向けてくれるという感じなのですが。


これらの曲を作曲したジャン=ミシェル・ダマーズ氏は、
フランス生まれの作曲家で、ピアニストでもあり、
教育者としても熱心な活動を続けていらっしゃるようです。

しかし、これだけ素晴らしい曲を作っているのに、
作曲家としてはまだまだマイナーな存在で、
CDも殆ど出ていない為、一部の人達にのみ知られ
その人達に高く評価されているといった所でしょうか。

この方は1928年生まれでまだご存命なのですが、
きっと本当にその活動に相応しい評価を受けるのは
その死後になるんでしょうね。
縁起でもないことを言ってしまいましたが、
そういう事は往々にしてあることで…。

でも、ひきこもりに関しては
自分の死後も正しい理解を得られず、
延々と濡れ衣を着せられたまま
死んでいく運命にあるんだろうな。

まあ何時の時代にも、その形こそ変われど、
疎外され濡れ衣を着せられたまま憤死していく
人間が必要とされますからね。
なんせ人類の存続がそれを求めている訳ですから。


それはともかく、YouTubeでダマーズを検索してみると
二件ほど見つかりました。

ハープ独奏曲、シシリアーノの変奏


二台のピアノ、又は二台のハープの為のソナチヌ


ここではピアノとハープという変則的な
編成で演奏されています。
でもピアノとハープという組み合わせはどうも
相性が悪いような気もしますが…。

どちらも私の持っているCDには収録されていない曲ですが、
何れも魅力的な曲です。
もっと沢山CD(特に室内楽の)が出ればいいのになあ。

(追記:既に出ていたようです。
売っているのは見たことないけど)
 

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ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
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