ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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早くも便乗犯が現れた

「理解に苦しむ」「厳罰化を」=閣僚から発言-小泉容疑者逮捕(時事通信)

元厚生事務次官宅連続襲撃事件で小泉毅容疑者が銃刀法違反容疑で逮捕されたことについて、25日午前の閣議後の記者会見で閣僚から「凶悪にして卑劣な許し難い犯行だ」(森英介法相)など発言が相次いだ。(中略)

鳩山邦夫総務相は「治安を守るため、あらゆる意味で厳罰化が必要だ」との考えを示した。


小泉容疑者の人物像、各地でトラブル(TBS News)

 小泉容疑者のものとみられる、TBSのホームページへの書き込み。そこにも、こんな文面がありました。

 「34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!やつらは今も罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている」

 “殺された犬の仕返し”という供述に、地元の保健所は困惑を隠せません。

今回の事件は、直接犯人に繋がるような物的証拠が殆ど出ず、それ故、事件を起こした者が逃げ通そうとすれば逃げ通せた可能性も高かったのではないか。それと同時に、もし犯人が捕まればその者に極刑が科せられることになる可能性が高い、ということもまた容易に想像がついたはずだ。にも拘らず、この容疑者は自ら名乗り出た。
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そういう事件を例にとって「厳罰化が必要だ」などと主張することは、本気でそう思っているのならばそれは極めて稚拙な発言と言わざるを得ないだろう。またそれが事件に便乗して厳罰化を推し進めようとするようなものであるならば、それは極めて悪質な発言と言わざるを得ない。何故ならそれは、「治安を守る」という目的がいつのまにか「罰すること」、つまり誰かに苦痛を与えることに摩り替わってしまっているからだ。この考え方には猟奇的※1なものさえ感じる。結局この人の考え方自体は、この事件を起こしたとされる容疑者が主張していることと何も変わらないじゃないかと。ただ違うのは、一方が直接自分の手を使って己のその欲求を満足させようとしたのに対し、もう一方は社会システムにそれを代行してもらい、その欲求を満足させようとしているということだけ。

でもこの人、これで東大を出ていたりするんだよなあ。この鳩山邦夫氏と、同じく東大出身の中山成彬氏の二人は、図らずも、幾らテストで良い点を取ることが出来る能力があってもそれだけじゃ駄目なんだということを、その言動や振る舞いを通して多くの人々に伝えてくれる良き生き証人としての役割を果たすこととなっている。



追記: ※1 ただし、それが露にされるか否かの違いはあれど、こういった猟奇性は全ての人間が兼ね備えているものでもあるのだが。

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ひきこもりという役割を引き受け
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