ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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嫌われても

「人の嫌がることをしてはいけない」
「人に迷惑を掛けてはいけない」

これらの道徳がずっと自分を悩ませてきた。

と言うのも、自分には
「自分みたいな人間が誰かと関わりを持とうと
したら、きっとその人は嫌がるに違いない」
「自分が誰かに関わることで人に迷惑を掛けるに決まっている」
という思いがある。

つまり、その思いを踏まえた上で
それらの道徳に従おうとすると、
自分が他人と関わること自体が非道徳的な行為
ということになってしまう。

だから、その後ろめたさでどうしてもそれが上手く出来ない。

尚且つ、何か動きを取れば他人に迷惑を掛ける
可能性が出てくるので、それを気にしていると
身動きすら取れない状況に陥ってしまう。

その結果、ひきこもりという一択になる。

当然、他人と関わりたいという欲求だってあるし、
他人に迷惑を掛けてでも自分の利益を追及したい
という思いもある。

でも、その欲求はいつもその道徳という拘束具に阻まれて
押しつぶされるか、もしくは中途半端な形で発散され
目的を成し遂げないうちに消えていく。

ところが、そうやって感覚が道徳に縛られ、
人と関わることや身動きを取ることが出来なくなると、
今度は、そのことをさらに道徳によって責められてしまう。

一体何なんだ、と思う。

道徳なんか無ければもっと自由に動けたのに。
もっと人と関わり合いを持てたのに。

自分だって好きでそんな拘束具を身に付けた訳じゃない。
他者から無理やり付けさせられたものだ。

なのにそれで身動きが取れなくなると
全て個人の意志の責任にされる。

でもそうじゃない。

自分が身動きを取れない理由は幾つかある。
だけど一番大きな理由は他でもない道徳によるものだ。
意志ではなく、道徳をはじめとした感覚的縛りによって
動きが取れなくなったんだ。


自分の欲望や利益を第一に追求していれば
こんなことにはならなかった。

勿論、身動きが取れない事を個人の意志の責任
として道徳的に責め立てる人間達には、
彼らの中に彼らなりのストーリーがあって
それに従ってそういう行為に出ているのだろうが、
こちらからすればそれは余りにも理不尽極まりない行為。

理屈では分っている。

本当は道徳なんて他人を縛る為の道具でしかないことを。

その道具である筈のものに使われているからこそ、
こんな事になってしまったのだということも。

でも、道徳に縛られ、そしてそれに裏切られた人間達の
怒りや苦しみ、不条理感は本当に筆舌に尽くし難い。

幾ら理屈でその顛末を理解しても
その感覚までもが晴れることはない。

 ***

そういえば、学校時代みんなに嫌われてるのに
積極的に人に関わっていく人間がいたな。

自分にはその厚かましさが我慢ならなかった。

でも、不思議とそういう人間は何時の間にか
ちゃんと居場所を獲得したりする。

本当は、ああでないといけない。

幾ら嫌われようと、他人に迷惑を掛けようと
自分の欲望に素直でないと駄目だ。

そして、その欲望が成就しようとしまいと、
その欲望に忠実に動いたこと自体が生きる糧となり、
それがその人の生きる意味を形成し続ける。

逆に、欲望を押し殺し続けた人間達は、
それを我慢し続けているうちに
段々と生きる意味が失われていく。

欲望の無い生なんてありえないのだから
それは当然の結果。

そしてそれを失った人間の行き着く先は
自殺か野垂れ死にとその相場が決まっている。

だから、人に嫌がられようが迷惑を掛けようが、
もっと自分の欲望に忠実であるべきだったんだ。
学校時代のあいつの様に。

まあ、それが行き過ぎてストーカーみたいになっても
余りいい人生は送れないが。

要はそのバランスということか。

でもマクロ的にみれば、自分が人と関われない分、
ストーカーとかナンパ師とか厚かましい営業マンとかが
その分のバランスを精一杯取っているのかもしれないな。

いや、彼らの厚かましさの分を自分が人と関わらない
ことでそのバランスを取らされているのかもしれないが

…って、流石にどうでもいいなこの論争は。
 

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Author:後正面
ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

働けど無職。
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※コメントは記事の内容(主題)に関するもののみ受け付けています。また、明らかに政治活動的な性質を持つ内容のコメントはお控え下さい(そういった性質を持つ発言は、それを許容するような姿勢を持つ一部のブログを除いて、自分のブログで行うものだというのが私の基本的な考え方です)。

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