ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

万能コンプは多分無い

一つ前の記事では、OptoやIK670と比べてBrickwallのアドバンテージが分からないと言ったが、Brickwallは低音の丸さで明らかにその両者に勝っていた。特にIK670はキックが硬くなりすぎる。そもそも、「Brickwallは低音で音が濁り易く感じる」と言ったのは、ピアノの超高速駆け下がり/上がりフレーズを使った粗探しによる結果で、普通の曲だと多分それほど気にはならないだろう(実際、そういうフレーズが入ったピアノソロにリミッターなんて余りかけないだろうし)。それに、立体感はそがれるものの、Brickwallの高音の透明感はやはり中々いいような気もしてきたりして…。
----------------------------------------------

心が傾きかけていた670にしても、Variety Of Soundの「Density MKII」で――高音のリリースがちょっと雑で大味なのと、空気感がIKのものより多少乏しいことさえ我慢すれば――十分代用が効きそうな気がしてきたし、OptoはOptoで、例のピアノの超高速フレーズによる粗探しで、低音の素早いフレーズがちょっと不自然な形で押さえ込まれてしまうことに気づいてしまい、少し二の足を踏んでしまう。どうもこれは余り素早いフレーズには向かないようだ。

一方、「Density MKII」の古いバージョンであり、二代目とは全く違うキャラクターを持った「Density1.0」は、ピアノの低音の素早いフレーズにおいても自然さを保ったまま上手く抑えてくれる上に、高音でより煌びやかさを演出したい場合においても、Optoよりも優れていたりする(その分Opto以上に重いけど)。Optoと比べると、ほんのちょっと張り付き感があるかなとは思うが、これは多分聴いている側はまず分からない程度の差でしかないだろう。

ただし、「Density1.0」はキックに関してはアタックのペチペチが目立ち、薄っぺらく迫力不足で、コレに関してはちょっと柔らかめの感触で上手く引き締めてくれるOptoの方がずっと良い。しかしながらその「Density1.0」は、IK670との組み合わせ(最少セッティングの670を後ろにさす)による相性が非常に良かったりして…。ううむ、益々分からなくなってきた。一体どれが自分にとってより望ましい選択なんだろう。

――しかし、こういう聞き比べをして分かったのは、多分万能コンプみたいなものは無いんだろうな、ということ。万能コンプを手に入れてそれをどのようにセッティングするか、ということではなく、多分、この音にはコレ、この場合はコレというように、その都度そのソースや目的に合ったキャラクターを持つコンプを探していくしかないのだろう。金のある人が次から次へとコンプを買い溜めていくのはそういうことなのかと。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://positiveallergy.blog50.fc2.com/tb.php/430-4a01a1b5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

プロフィール

後正面

Author:後正面
ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

働けど無職。
-------------------------
※コメントは記事の内容(主題)に関するもののみ受け付けています。また、明らかに政治活動的な性質を持つ内容のコメントはお控え下さい(そういった性質を持つ発言は、それを許容するような姿勢を持つ一部のブログを除いて、自分のブログで行うものだというのが私の基本的な考え方です)。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。