ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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2010年失意の旅

Miroslav Philharmonik で弦楽四重奏スタイルの曲を鳴らしてみた。これも以前に作ったものの焼き増しだけど(前回はSGMを使用した)。尚、ミロスラフ版に移植するに当たって曲のタイトルも変更した。

2010年失意の旅(5分32秒)

ソロストリングスのサンプルの長さは大体どれも 5秒くらいで余り長くない※1ので、ループ音色を主体として使用。奏法の切り替えをちゃんとやろうと思えば弦四だけでも 16チャンネル以上必要になってくる(タンク系のプラグインには所謂キースイッチの機能がない)ので、一工夫いりそう。今回は曲調が余りそれを求めていないことや、また上手くそれを使いこなす自信もなかったのでそこまでしなかったが。しかし実際にそれを行うにしても、其々のサンプルで結構音量差があったりするので、調整はかなり難しそう。
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ミロスラフの場合、SGM などと違ってサンプル自体に予め表情がついているので、当てるだけでもわりとそれっぽくなる傾向がある。これは一つの利点だろう。ただし、ヴァイオリンはかなり後ろがふくらみ気味になるので、それが邪魔になる場合、コンロールチェンジや DAW のオートメーションで後ろを押さえる処理が必要になる。それもあって、例えばこの曲の場合、長めの音はある程度ヴェロシティを小さめにし、逆に短めの音は相対的にヴェロシティを大きくした方がバランスが取れる感じだった。あと、ヴァイオリンの音色は 7900Hz 付近と 9200Hz 付近に結構耳障りな音が含まれているので、ここは少し削った方がいいように思った。それから 3400Hz 付近はヴァイオリンのおいしい音が含まれていると同時に、圧迫感を感じさせる原因にもなり易いので、ここをどう処理するかは悩みどころ。

悩みどころといえば、midiの段階でかなりパンを広げていたのは失敗だった。高音は多少外に広がっていてもそれほど気にはならないが、低音が余り端の方で鳴っているとどうしてもバランスが悪く聞こえる。しかたがないので後になってから DAW 側で幾らか中央に寄せてみたものの、これ以上寄せると音が変わってしまい、初めから設定をやり直さなければならなくなるので、ここら辺で手を打った。とはいえ、単純にパンを中央に集めて設定しなおせば上手くいくというわけではなく、その場合、パン以外で音場を広げる何らかの工夫がまた必要になってくるんだろうけど。

しかし、弦四の打ち込みは聞けば聞くほど幾らでも修正すべき点が出てきて、本当にきりがなくなる。従って、どこで打ち切るかというのが大きなポイントにもなってくるわけだが、手抜きをすれば直ぐにバレるし、ちゃんとしたものを作ろうとすれば余りにも手間がかかりすぎるので、まあできれば余り手を出さない方がいいジャンルなのかもしれない。

因みに、今回は使わなかったが、ソロストリングスの MACRO には

「Swell」
「VSpeed(Variable Speed)」
「ATPush(Aftertouch“Push”)」
「VStart(Velocity to Start Point)」

の 4つが割り当てられている。「Swell」は所謂エクスプレッション。「VSpeed」は音の立ち上がりの早さを決める項目。数値を上げるほど音の立ち上がりが早くなる。「ATPush(Aftertouch“Push”)」はアフタータッチによる変化のし具合の調整?「VStart」は――音色によって変化は異なってくるかもしれないが、ソロストリングスの場合――数値を上げれば上げるほど、早いタイミングでヴィブラートが掛かり始める。ただし、数値を最小にしてもヴィブラート無しにはできない。ストリングスの方にはノンビブラートのサンプルが用意されているが、ソロにはそれが用意されていない以上、ノンビブラートは無理ということか?

尚、同じソロストリングスでも音色によって其々アサインの初期設定が異なっているので注意。アサイン関しては、左上にある「CTL」をクリックして点灯させ、その上で意中のパラメータをクリックすると「MIDI CTL」画面が開くので、そこで設定や確認を行う。あと、ベンドレンジは「TUEN」→「BENDER」で設定。

 ***

そういえば、これを作る際にミロスラフをマルチアウトで鳴らしてみようと思ったらどうしてもできなくて、前にはできたはずなのに何故だ?…と思っていたら、DXi版を使っていたからだった。VSTi版に切り替えると普通にできた。どうも REAPERv0.999 では DXi のマルチアウトは使えないようだ。



※1 これに限らずサンプルは基本的に短いものが多い。例えばフルートの高音などは 3秒くらいしか収録されていなかったりする。7GB 程度でオーケストラの音色の殆どをまかなおうとするとこれが限界ということか。というか、今回使用したソロストリングスのループ音色のうち、「Violin 1 LP」以外のすべてが、つい最近出た SampleTank FREE に含まれていた…。何この謎の慈善事業。タンクのプラグインも制限無しで使えるみたいだし。そんなことするなら、ミロやソニックのプラグインエフェクトもタンク並に充実させてくれればいいのに。何故フリーよりもしょぼいままなのか。

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ひきこもりという役割を引き受け
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でも、本当はただの断末魔ブログ。

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