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ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

鳥肌ものの歌唱

Bloch: Psalms for Soprano/Poems D'AutomnBloch: Psalms for Soprano/Poems D'Automn
(2000/02/14)
BlochDelunsch

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久しぶりにブロッホのこのCDを聞いたけど、やはり Poems D'Automn における Brigitte Balleys の歌唱はほんとに神がかっている。鳥肌もの。ちょっと妖怪っぽくもあるけど、それがまた良い。能みたいな歌い方になるパートがあるのも面白い。無論、曲自体もいい(Amazon.comでちょっとだけ視聴できる)。

ちなみに、この人はこんなCDも出していたりするみたい。

シャン・ドゥ・ジャポン~フランス語で歌う日本のうたシャン・ドゥ・ジャポン~フランス語で歌う日本のうた
(2004/02/25)
バレーズ(ブリジット)バレイ(ブリッジド)

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これはこれでちょっと聴いてみたいかも。

それはさておき、このCDには他にもディーリアスを軽やかにして聴き易くしたような感じの Hiver-Printemps For Orchestra や、ドビュッシーとハンソンの合いの子みたいな感じの In the Night などが収められていたりして、内容も中々充実している。

ただ、8曲目になると急に大航海時代をテーマにした昔の映画のBGMで使われていうそうな俗っぽい感じの曲が登場。曲自体は悪くないんだけど、それまでの静謐な雰囲気がぶち壊しに(でも多分こっちのベクトルがブロッホの本分なんだろうな。ブロッホのCDはこれしか持っていないのでよく分からないが)。ソプラノもちょっとヒステリックだし。一番最後のバリトンの曲はプレミアレコーディングらしいけど、正直これはいらなかったような気が。

しかしこのソプラノの人がそうであるように、なぜクラシックの人はみんながみんなこういう型に嵌った歌い方をするんだろう。もっと素直に歌えないのか、といつも思ってしまう。ヴィブラートの入れ方がエレキギターみたいだったりするし(まあそれは他のジャンルでも似たようなものかもしれないが)。ミクにクラシックの曲を歌わせたりしている人がいたりするけど、ヒステリックでない分だけそっちの方がまだ聴き易かったりするんだよなあ。まあミクではどう頑張っても Brigitte Balleys には勝てないが。

なんにせよ、この Brigitte Balleys の壮絶かつ面妖な歌唱を聴くためだけでもこのCDを手に入れる価値はあると思う。

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人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

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