ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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platinumearsのコンプとダイナミックEQ

L3V3LL3R / platinumears

L3V3LL3R.png

このコンプはかなり良いと思う。無知な自分にはよく分からないが、「レベリングアンプ」のモデリングらしい。音の変わり方はオプト系のコンプに似ているが、とにかく効果が派手で分かり易い。簡単に音圧を上げたい、音を派手にしたい、という目的にはもってこい。特に元々アンビエンスが含まれているものはかなりそれが強調される傾向があるので、そういう性質を持っているものはリバーブに頼る代わりにこれで空間を演出するという手もあるだろう。

アンビエンスの強調で力を発揮するタイプのコンプといえば Sonnix があるが、何よりこのコンプの良いところは、幾らつぶしてもスピーカーに張り付いた感じにはなりにくく、ある程度距離を保ってくれるところ(もちろんつぶせば音自体は平べったくはなるが)。フリーのコンプでこういう効果が得られるものは余りない。ツマミによる音の変わり方もハッキリしていて、設定項目も少ないので初心者にも使い易い。また、ModeII にすると二重掛けなり、よりシッカリと抑えることができる。

これが 3つならんだマルチバンドタイプのものもある。

L3V3LL3R-X3

L3V3LL3R-X3.png

帯域は数値をドラッグすることで、其々 63~800Hz/1KHz~12.5KHz に設定することが可能。

 ***

個人的に platinumears の VST で馴染み深いのは IQ4gui。フリーのダイナミックEQ というのは余りないように思う。

IQ4gui

IQ4.png

最近 KVR の「visit new section」にこれが載っていたので新しいバージョンが出たのかと思いきや、以前のものと同じままだった。この VST はオートメーション(エンベロープ)の Threshold 項目で、本来 4つあってしかるべきはずのものが 2つしか表示されないバグがある(1.0)ので、それが改善されたのではないかと期待したのだが…。

IQ4bug.png

<NULL>があるというのもおかしいしなあ。

このタイプの VST が最も力を発揮するのは、ヴォーカル(或いはヴォーカロイドや UTAU でもよいが)の修正――特定の帯域にちょっと耳障りな音が混じっている時などに、一定レベルを超えた分だけその音量を削り、聞き易くする――においてだろう。もちろん普通のパライコとしても使えるし、其々のユニットでは入力音を Stereo/Mid/Side の 3つのうちから選択できるので、Mid成分だけ、或いは Side成分だけを削ったり持ち上げたりするなんてこともできる。さらには、LISTEN をオンにしたままにして、特定の帯域だけを抽出するという使い方もありだろう。

たまにパラメーターの数値などが動かなくなる場合があるが、その場合はこの VST の画面を表示させて再生ボタンを押しなおすと直る。

尚、ダイナミクス・モードにおける其々の設定項目と効果の違いは以下のようになっている。

・CmpDn は音量がスレッショルドを上回ると、設定(レシオ)に従ってその分だけその帯域の音量が引き下げられる(スレッショルドを下回っているうちは、元の音量のまま変化しない)。

・CmpUp は音量がスレッショルドを下回ると、設定に従ってその分だけその帯域の音量が引き上げられる(スレッショルドを上回っているうちは、元の音量のまま変化しない)。

・ExpDn は音量がスレッショルドを下回ると、設定に従ってその分だけその帯域の音量が引き下げられる(スレッショルドを上回っているうちは、元の音量のまま変化しない)。

・ExpUp は音量がスレッショルドを上回ると、設定に従ってその分だけその帯域の音量が引き上げられる(スレッショルドを下回っているうちは、元の音量のまま変化しない)。


 <サイドチェイン機能について>

この VST にはサイドチェイン機能もついている。これは他のトラックの音を入力するタイプのものではなく、この VST を仕込んだトラック上で鳴っている音の特定の帯域を指定して其々のユニットに入力し、それをトリガーとして機能させるというもの。

この機能は本当に様々な使い方が考えられるが、最も一般的な使用方はやはり、2mix 上におけるキック(付近の帯域)をトリガーにして特定の帯域の音量を下げ、それによってキックを強調する、というものだろう。

side1.png
その場合、まず用意された 4 つのユニットのうち使用するもののパワースイッチをオンにして、右下の SIDE-CHAIN 項目で該当ユニットを選択。そしてLINK を押して表示されたノブでリダクションのためのトリガーとなる帯域(キックの強調したい帯域)と Q を設定する。


side2.png実際にどのような音が入力されているかは、ユニット上にある LISTEN ボタンをオンにすると聞くことができる。次にその音を聞きながら、できるだけキックの音だけがスレッショルドを上回るように設定する(よって、元々音量的にキックだけを抽出できないものには使えない)。あとはそれをトリガーとしてリダクションさせる帯域と Q、割合(レシオ)、そしてアタックとリリースの早さを設定するだけ。

この方法はそれほど派手な効果が得られるわけではないが、2mix しかいじれない場合や、最後の追い込みでちょっとだけキックを強調したい時などに、単純なブーストやコンプとはまたちょっと違った効果が得られるこのような方法も、合わせ技や選択肢のうちの一つとして持っておくというのも悪くはないだろう。


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