ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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IIEQ Proがver.3にメジャー・アップデート

メジャー・アップデートなので、アップデートするためには料金が必要になる。DDMFからのメールによると、既存のユーザーは通常価格――最近$29にアップした――の半額の$14.50でアップデートが可能とのこと。ただし、新バージョン発表の3ヶ月以内に購入した人は、ただで最新版を入手することができる。また、Macのことはよく分からないが、PowerPCのサポートは打ち切りになるとある。

IIEQ3.png

↑これが新しくなったGUI。個人的には前のGUIの方が好きだったんだけど…
(慣れるとむしろこちらの方が良いような気もしてきた。立体感があって)。

v3では2chanボタンが無くなり、その代わりにMd/MSボタンが追加された。しかし、いきなりMSボタンを押しても何も反応しない。Mdボタンを押すとL/Rモードになるのだが、そうやって一旦L/Rモードに切り替えてからMSボタンを押さないと、MSモードに切り替えることができない。これだと、態々ボタンを二つ用意した意味がないような。Md/MSボタンを押すごとに、ノーマル・モードからL/Rモード・MSモード、L/Rモード・MSモードからノーマル・モードへと切り替えることができるようになれば、一手間減るのだが。

 ▼v3の新機能

今回のアップデートの目玉は、新たにスロープを10段階――マニュアルには、「6 dB - 60 dB slope per octave」とある――に切り替えることが可能な7つ(LP/HP/BP/BStop/LowSh/HighSh/BandSh)のバターワース・フィルターが追加されたこと。

ウィキペディアのバターワースフィルタの項目によると…

バターワースフィルタ(英: Butterworth filter)は、フィルタ回路設計の一種。通過帯域が数学的に可能な限り平坦な周波数特性となるよう設計されている。

バターワース・フィルターとはこういうものらしい。他のフィルターだと、指定した帯域の前後が波打ったりするところ、バターワースだとそうはなり難い、ということか。

早速、従来からあるHPF24/LPF24(Q0.5)と、order rangingを1、3、10にしたButterHP/LPを比較してみた。其々、ハイパスは100Hz、ローパスは15KHzに設定してある。

◎HPF24/LPF24↓
IIEQ-HP100-LP15K.png

IIEQ-HP100-LP15K_span.png

◎ButterHP/LP↓
IIEQ3-HP100-LP15K.png

<order ranging:1>
IIEQ3-HP100-LP15K-or1_span.png

<order ranging:3>
IIEQ3-HP100-LP15K-or3_span.png

<order ranging:10>
IIEQ3-HP100-LP15K_span.png

波打の違いまでは分からないが、この切れ味は結構凄いかも。

因みに、EpureII(demo)のHP/LPはこんな感じ。
EpureII-HP100-LP15K.png

 ***

他にも、v3ではCtrlを押したままポイントをクリックすると、その周辺の帯域の音だけを聴くことができる新機能が追加されrた。さらに、Ctrlを押しながら0dBラインにポインタを合わせて左右にドラッグすると、選択枠のようなものが表示され、そのポインタ周辺の帯域の音だけを聴くことができる。

IIEQ3-region.png

ただ、ポイントをクリックして聴取帯域を限定しただけではこの枠は表示さないので、そこら辺はどうも分かり難い。さらに、この機能を解除するためには、再びCtrlを押しながら0dBラインをドラッグしなければならなかったりして、まだまだ未洗練な印象を受ける。Ctrl+ポイントクリックだけで枠は表示されて欲しいし、それを解除するための解除ボタンも欲しいところ。

その他の変更点として、v2ではダブルクリックするとまずフィルター選択の画面が表示され、そこからフィルターを選ぶとポイントが表示される仕様だったのが、v3ではダブルクリックするとまずポイントが表示され、その後右クリックしてフィルターを選択する仕様になった。

 ▼因みに、IIEQ Proにはこんな機能もある

これは以前からあったものだが、Altボタンを押しながら意中のポイントをクリックすると、×マークがつき、そのポイントだけがバイパスになる。そしてもう一度Altを押しながらそのポイントをクリックするとバイパスが解除される(下の画像では、5KHz付近のポイントがバイパスになっている)。また、アナライザを表示させ、Shiftを押しながら上下にドラッグすると、縦軸の目盛りの位置を変更できる(下の画像では目盛りを下にずらしている)。
IIEQ-analyzer1.png

さらに、アナライザを表示させ、Ctrlを押しながら上下にドラッグすると、目盛りの間隔を変更できる。
IIEQ-analyzer2.png

一度変更すると、アナライザを再度表示し直しても目盛りは変更したままになるので、表示をデフォルトに戻すためのボタンも欲しいところ。

 ▼現時点での主な不満点

せっかくだから、不満点についても書いておく。

・GUIが重い。
・再生しながらポイントを作ったりA/B比較をすると、0dBを超えるノイズが発生する。

一言にGUIが重いと言っても色々ある。例えば、Antresのプラグインはプラグインを沢山立ち上げると、GUIが表示されなくなる。AmpliTube 3 FREEは、GUIを表示させるだけでかなり時間を食う。そしてIIEQ Proにおける「GUIが重い」とは、パソコンのスペックの限界に近い数のプラグインを立ち上げてGUIを表示させると、再生がぎこちなくなってしまうというもの。特にアナライザを表示させると、限界にはまだかなり余裕があるはずのかなり早い段階で、この症状が表われる。あくまでREAPER上での話しで、他のdawでどうなるかは分からないが。

二つ目に関しては書いてある通り。ボッという音がして、かなり大きなノイズが発生する。自分は+6dB以上になると自動的にミュートされる設定にしているが、それでもこういったノイズは余りスピーカーにはよくないように思う。

個人的にはこの二つが早く改善してくれればと思うのだが。

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