ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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BFD Ecoをインストールした

ダウンロードしたまま放置していたBFD Ecoをようやくインストールした。

気になる重さだが、メモリ消費はBFD Ecoの表示で見る限り一つのキットで大体160MBから170MBくらいなので、なんとかなりそう。データを読み込むのには結構待たされるが。また、アプリ(VST版)自体のCPU消費も、エフェクトを切った状態だとPen4/3GHz(REAPER4)でも大体10%以内には収まる(ただしCPU消費は演奏データによってかなり上下するし、スタンドアローン版はもっと重い)。重い重いと聞いてはいたが、これなら使えないことはなさそうだ。ただ、パラ出しして其々のパートを個別に処理していけば、ドラムパートだけで直ぐにCPU消費が100%に届いてしまったりするのだが。でもそれはオーディオを扱う場合でもそんな感じなので、まあしかたがない。

収録内容は、キック5種、スネア6種、ハイハット3種、フロアタム5種、ミッドタム4種、ハイタム4種、クラッシュ4種、シンバル11種、ライド4種、パーカッション類6種(ブルージャムブロック、カバサ、カウベル、ハンドクラップ、レッドジャムブロック・スティック、タンバリン)という構成。

流石にブラシやマレットは無いしパーカッションの種類も少なめだが、其々の音自体は結構良いし、特殊なことをしない限りは大抵これで間に合ってしまうように思う。ただグルーヴを鳴らしてみたところ、ハイハットがちょっとマシンガンぽくなりやすいようにも感じたし、バリエーションの問題なんかもあって、ドラムにこだわる人には全然満足できるものではないのかもしれないが(そういう意見をよく目にする)。だとしても、もしまだ何もドラム音源を持っていなかったり、他の何らかの音源を買う予定がないなら、(29ドル/3,990円セール時に)これを買わない手はないだろう。
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以下、Electronic Deliveryで購入した場合のインストールからオーソライズまでの流れや、REAPER4でのマルチアウトの仕方など、その他もろもろについて書いてみた。

▼インストール

  • シリアルが届いたら、まずFXpansionのページでアカウントを作成し、SUPPORT→Downloadsで「BFD_Eco_v1-0-1-27.exe」と「BFD_Eco_Data_Installer_v1-1-5.exe」をダウンロード。 
 
  • まずはデータをインストール(この順番でよいかどうかは分からないが、自分の場合、これで問題なくインストールできた)。「BFD_Eco_Data_Installer_v1-1-5.exe」をクリックするとセットアップの準備が始まる(結構な時間待たされる)。用意ができたらライセンス規約に同意し、データをインストールする場所を指定して次に進む。
 
  • データはFull、Medium、Smallの3種から選べる。ベロシティ・レイヤーの数は其々24、16、12となっている。容量は表示で見る限り1978MB、1347MB、600MBとなっているが、この数値は全く当てにならない。自分はFullでインストールしたが、データフォルダのプロパティを見てみると、4GBを超えていた。 

    fxpansion-full.png

    bfd-youryou.png
 
  • データのインストールが終わると今度はアプリ(「BFD_Eco_v1-0-1-27.exe」)の方をインストールする。

    bfdeco-ins1.png

    bfdeco-ins2.png

  • データをインストールした時と同じように規約に同意し、VST(dll)のインストール場所と先ほどインストールしたデータの場所を指定する(データの場所は自動的にインストールした場所が指定されていた)。

    bfdeco-ins3.png

    bfdeco-ins4.png

  • アプリの場合、サイズはFullのみ。そして次に進むとインストールが始まる。

    bfdeco-ins5.png

    bfdeco-ins6.png

  • アップデートをチェックするか否かを聞かれる。「はい」を押すとFXpansionのページに飛ぶ。アプリのアップデートはメールで報告が来ることになっているはずなので、アップデートの通知がなければ「いいえ」でいいだろう。

    bfdeco-ins7.png

  • アプリのインストールが済んだら今度は、windowsのスタート→「すべてのプログラム」からLicense Managerを立ち上げ、「Authorize & activate BFD Eco」をクリック。

    bfdeco-ins8.png

  • シリアル・ナンバーの入力を求められるので入力してOKを押す。

    bfdeco-ins9.png

  • オーソライズの方法を選択。二番目の「Via your Web Browser」はブラウザ経由でオーソライズを行う場合に選択。三番目の「Via another computer」は、ネットに繋がっていないコンピュータ用。これを選択した場合はオーサライズ・リクエスト・ファイルが作成されるので、それを何らかのメディアに保存し、ネットに繋がったコンピュータに持って行き、そこからオーソライズを済ませることができるらしい。普通にネットに繋がっているコンピュータでオーソライズをする場合は、一番上の「Online,automatically」を選択しておけば間違いないだろう。

    bfdeco-ins10.png

  • Electronic Delivery形式で購入した人の場合、既にアカウントを持っているはずだから、「Current Users」で必要な情報を入力してログインする。箱で買った人でまだアカウントを作っていない人は「New Users」でアカウントを作成。

    bfdeco-ins11.png

  • 確認画面が表示されるので、問題が無い場合は「Request Authorization」を押してオーソライズの要求をする。

    bfdeco-ins12.png

  • 上手く行けば下のような画面が表示される。これでオーソライズはおしまい。因みに、一旦オーソライズを済ませるとデータのダウンロードが出来なくなるっぽいので、当然のことながら、データのバックアップはちゃんと取っておいた方がよい。

    bfdeco-ins13.png

尚、以下のページも一度読んでおいた方がよいだろう。

BFD2オーサライズファイルのバックアップ方法 - Media Integration | サポート

BFD2オーサライズ時にエラーが表示され、再オーサライズができない - Media Integration | サポート

▼インターフェイス

最初にアプリを立ち上げると、ASIOが入っていない場合、ASIO入れろよ、という警告が表示される。DAWでVSTとして使用する場合は、入れていなくともまあ使えないことはない。
bfdeco-ins14.png

<KIT Page>

基本画面はこんな感じ。
bfdeco-Kit.png

  • 右上の「KIT(Kit picker)」はドラムキットの読み込みを行う項目。また、其々のチャンネルからキット・ピース単位でデータを読み込むこともできる。「MIXER(Mixer pickerLock)」ではミキサー設定の保存と読み込みを行う項目。「PRESET(Preset picker)」では、BFD Eco全体の設定の保存と読み込みが出来る。

  • 画面下の方にある「Bleed」はキックとスネア・ボトムの被り音の調節を行う項目。

  • 「Hum Vel (Humanize Velocity)」はベロシティのランダマイズに関する項目。これはMidiインプットとグルーヴ・エンジンの両方に適応される。

  • 「Global Dyn」 左に回すほど、値の大きいベロシティ入力でも127に達し難くなり、右に回すほど、値の小さなベロシティでも127に達しやすくなる。

  • 「V2A」 ベロシティの振幅幅に関する設定項目。右に回すほどベロシティに対応するダイナミクスレンジが広くなり、より繊細な表現が可能になる。

<CHANNEL Page>

左が現在選択されているキット・ピースで右がエフェクト・スロット。

bfdeco-Channel.png

  • 「Dyn」 「Global Dyn」の個別パートバージョン。

  • 「Damp」 高音の減衰に関する設定。

  • 「In/Out(Kick)」&「Bot/Top(Snare)」 キックの内側と外側、スネアの上部と下部のマイクのバランスの調整。

  • 「Send」 Aux1、2チャンネルへのセンド量の設定。

  • 「Ambiance」 オーバーヘッドとルームの音量の設定。

  • 「Flip LR」 Ambianceにおける左右のチャンネルの音の入れ替え。

<GROOVES Page>

グルーヴ・ブラウザからグルーヴ(ドラム・パターン)をDAWにドラッグ&ドロップすると、そのグルーヴがmidiとして読み込まれる。また、画面下部にあるドラム・トラックにグルーヴを並べてパターンを作ることも出来るし、さらにそこで作ったパターンをDAWにD&Dすると、DAWにそのパターンを読み込ませることもできる。
bfdeco-Grooves.png

bfdeco-dd.png

  • 「Quantize」 クゥオンタイズの設定。右に回すほど16分グリッド方向にタイミングが補正され、ジャストのタイミングになる。

  • 「Humanize Time」 ランダマイズによって、ルーズな感じを作り出すための項目。右に回すほどルーズになる。

  • 「Simplify」 右側に回していくと、重要度の低いノートが弱められたりミュートされたりする。手数が多すぎるグルーヴの煩雑化を抑えたり、ノートをゴースト化したい時などに使用。

  • 「Swing」 スウィングのタイミングに関する項目。

◇Grooves Mode

  • 「OFF」 グルーヴの演奏を使用しない時にオン。

  • 「SINGLE」 グルーヴ・ブラウザで一つのグルーヴだけを鳴らしたい時にオン。

  • 「TRACK」 ドラム・トラックに並べたパターンを鳴らしたい時にオン。

尚、DAW側で空アイテムか何かを読み込ませたりして再生をしていないと音は鳴らない。これはKITページで画面をクリックして音を鳴らす場合においても同じ。

<Option Menu>

bfdeco_menu.png

  • 「Set Data Path」 データパスの設定。

  • 「Rebuild Databases」 現在指定されているデータ・パスをリ・スキャンして、内部データベースを作り直す。

  • 「Key Map」 キー・マップの設定。
    bfdeco_Keymap1.png

  • 「Tooltips」 Tooltipsのオン・オフ。

    ↓真ん中にある付箋のようなものがTooltips。
    bfdeco_tooltip.png

  • 「Outputs as Numbers On / Off」 よく分からない。

  • 「Drummer Perspective」 ドラマー側から聴いた音にするか、オーディエンス側から聴いた音にするかの選択。

  • 「Anti-machinegun Mode」 同じベロシティ・レイヤーが二回連続して鳴らないようにすることで、マシンガン効果を防ぐ機能。

尚、Humanize VelやAnti-machinegun Mode、Dynamics機能を使うとそれだけ変化に富んだより多くのレイヤーを使うことになり、RAMの使用量が増えてしまうので注意。
  • 「RAM Buffer 16k / 32k」 RAMバッファ・サイズの設定。小さくすればメモリの使用量は少なくて済むが、その分より速度の速いディスク・パフォーマンスが求められる。逆に大きくすればメモリの使用量は増えるが、ディスク・アクセスに余裕が出来る。“[ ]”の付いている方が現在の設定。

  • 「Load on Demand On / Off」 必要に応じてベロシティ・レイヤーが読み込まれる。その分メモリは節約できる。ハッキリとは分からないが、最初は最低限のレイヤーだけが読み込まれていて、それ以外のベロシティが入力されると、その時にそのベロシティに該当するレイヤーが読み込まれ、次にもう一度そのレイヤーのトリガーとなるベロシティが入力された時に初めてそのレイヤーが鳴るという仕組み?それによって、一度も入力されなかったベロシティのレイヤーは最後まで読み込まれずに済む、と。

  • 「Set Startup Preset」 BFD Ecoを立ち上げた時に読み込まれるプリセットの設定。

  • 「Clear Startup Preset」 上記スタートアップ・プリセットのクリア。

▼REAPER4でのマルチアウト設定

  • BFD Ecoを立ち上げ、右クリックから「Build multichannel routing for output of selected FX」をクリック。
    bfdeco_multichannel.png

    bfd-routing.png

  • すると以下のような状態になる。
    bfdeco_multichannel2.png
    画面では、トラックを自分が見やすいように並べ替えてある。

  • 次にBFD Ecoのミキサー下部をクリックし、全てのチャンネルで「Direct,out~」をクリックしていく。DAWに送る前に一旦BFD Eco内部のAuxを経由させたい場合は、Aux1、及びAux2を選択する。
    bfdeco-multi.png

これでパラ出しの準備はOKだが、このままだとドラムパート全体の音量を調整するのが面倒なので、一旦「Build multichannel」で出来た「Master」トラックに全てのパートを送り、そこを経由してDAWのマスター・チャンネルへと音声を送る設定をしておいた方がよい。その場合、其々のパートはそこから直接マスターへ音声が送られないように、I/Oから「Master parent/send」のチェックを外しておく。

▼サウンド

  • とりあえず、KITでdefault startup Presetを選んで音を鳴らしてみたところ以下のような音が出てきた。
    eco-test1.mp3

  • これだとROOMチャンネルの音が大きすぎてやたら音が遠くなるので、今度はROOMの音量を下げてドライな感じにしてみた。
    eco-test2.mp3
    ちょっと寂しいかも。ただ、これは完全に素の音なので、プリセットを選ぶともうちょっと色の付いた音が鳴ると思う。

  • 次に、さらに上記のモノをパラ出しし、DAW側で色々と手を施してみた。
    eco-para.mp3
    するとこんな感じに。個人的には安かろう悪かろうではなく、十分使える音だと思った。

▼トラブル

ところで、REAPER4でレンダリングしてみたところ、デフォルトの「Full-speed Offline」で書き出すと、何故か以下のように所々で音が途切れて不自然な感じになってしまう現象が見られた。

eco-test0.mp3

この症状は「1×Offline」で書き出すことによって改善したが、いちいち実時間で書き出さなければならないというのはちょっと面倒。他のDAWではどうなんだろう。

render_1-offline.png

▼おまけ

因みにこんなページもある。

BFD Eco Bang On! FXpansion BFD Eco Competition

BFD Ecoを使ったオーディオ作品やビデオ、記事などをここに投稿し、採用されれば何かもらえるらしい。

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ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

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