ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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「サイドチェイン・フェーディングでコンプいらず」の記事訂正

サイドチェイン・フェーディングでコンプいらず

上記の記事ではオート・フェーディングのために二つのトラックを用いていますが、これはオート・フェーディングをいわゆるサイドチェイン・コンプの代用として使用するための方法です。単なるコンプの代用としてオート・フェーディングを行う場合は、一つのトラックだけで可能です。サイドチェインといえば外部トラックから音声を読み込ませて行うもの、という固定観念のために勘違いしていました。

オート・フェーディングを普通のコンプの代用として使用する場合は、下の画像のようにParameter Modulation画面で「Track audio channel」を「1+2」にセッティングしてください。

fade_comp_Correction.png

それ以外のセッティング方法は(上記記事で書いた)サイドチェイン・コンプの代用としてそれを使用する場合と同じです。

コメント

目的別

思うに、コンプとの役割分担というものが明確になってきたようだ。単に音量調節というものから、シミュレイターやサーチュレイター的な何かとして変わってきているように思う。

だから音楽的に何?と言われても困るが、現在のDAWのトラックが標準的にコンプやサーチュレイターを装備するようになっている事を考えてみよう。結果的にSONARなどはやたらと動作が重くなっている。技術論としてはどうだろう。こうした傾向に変化が加わるのか。あるいは他の機能を取り込む形でますます強化されるようになるのだろうか?

コンプの未来

>シミュレイターやサーチュレイター的な何かとして変わってきているように思う。

ここ最近の流行はアナログシミュですね。どこもかしこもこぞってアナログ機のクローンを次から次へとリリースしています。そしてその方向性をより推し進めたのが以下のような商品ではないでしょうか。

http://port.rittor-music.co.jp/sound/productnews/plug-in/19792.php

引用----「VCC」は、NEVE、SSL4000、api、Tridentといった4つの定番コンソールのサウンド・キャラクターをモデリングしたもので、チャンネル・ストリップやEQではなく、あくまでも「そのコンソールをシグナルが通過したときのサウンドの変化」のみに注目してサウンドがデザインされている。-----引用終わり

サウンドに色を付けるのが目的ならば、別にEQやコンプである必要はないよね、と。

一方、デジタル時代ならではの新しみを感じるコンプとしては以下のようなものがあります。

http://www.kvraudio.com/db/compassion-by-dmg-audio

このプラグインは、コンプが元々内部に持っている様々なパラメータを自分で設定することが可能で、それによって自分なりにカスタマイズしたコンプを作り出すことができるというものです。しかしながら、これはただのシミュレーターと違って新しみを感じる一方、このベクトルの先にさらに何か面白いものが待っているかと言えば、それは疑問です。

実は、実機のシミュレーターが流行っているのは、必ずしも消費者側がそれを望んでいるから、ということだけが理由ではないように思います。そこにはディベロッパー側の都合というものもあるのではないかと。というのも、実機のシミュレーターはディベロッパー側からすれば、特別なコンセプトを生み出さずとも、次はこれのクローン、その次はこれ、というように、ルーチンワークとしてどんどん商品をリリースすることができるというメリットがあります。そしてそれは単にディベロッパー側が新しいものを生み出す努力を怠っているというより、実際のところ、新しいコンセプトを持った商品を生み出すことが難しくなってきているという実情もあるのではないでしょうか。

>他の機能を取り込む形でますます強化されるようになるのだろうか?

他の機能を取り込んだ統合ツールとして考えるなら、その可能性は幾らでもあるように思います。しかしながら、果たしてそのようなものを出来るだけ自分の手の届く場所で音をコントロールしたいと思っているであろうエンジニア側が望むかと言えば、それもまた大いに疑問です。

――とはいえ、これは別にコンプに限った話ということではないのですが、以前何かの番組で、レコードという媒体が持っているポテンシャルを最大限に引き出すことができるノウハウが確立されたのは、アナログ最晩年の頃だったという話聞きました。その人曰く、CDという媒体が持っているポテンシャルを最大限に引き出すことができるようなノウハウが蓄積されるのもまた、まだまだ随分先のことになるのではないか、と。そういうことを考えるならば、もしかしたらコンプにもまだ今の時点では思い浮かばないような新しい可能性や役割が残されていたりするのかもしれません。

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ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
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でも、本当はただの断末魔ブログ。

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