ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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マゾっ子観覧車

日曜日は少しマシだったが、
今日になってまた鬱っぽくなってきた。

今日、ひきこもりの番組が放送される
ということに気付いたせいかもしれない。

去年までは、ひきこもりに関する番組は必ず見ていた。
(明らかに見世物小屋的なものは除いてだが)
なにか義務感というか、使命感というか
そういうものに突き動かされて。

でも、そういう番組を見るのは本当に辛いし苦しい。
だから、本当はそんなもの見たくはない。

昔は怖がりだったが、今は如何なる恐怖映画も、
怪談も心霊特集も怖くなくなった。
だが、ひきこもりの番組だけは怖くて仕方が無い。
その内容がどんなものであろうと。

何故なら、「現実」と目が合ってしまうからだ。
「現実」から目撃されてしまうからだ。

現実の恐ろしさからしたら、
猟奇物や心霊物の恐怖など子供騙しでしかない。

現実こそが何より恐ろしい。

実際、怪物や幽霊に襲われたことは無いが、
現実からは常に目の敵にされてきた。
そしてその結果、こんな廃人になるまで追い込まれてしまった。

ヤツとはそりが合わないんだ。
昔は散々ヤツに媚びて、その共存を試みてみたものの、
ヤツの方にはそんな気など更々無かったんだ。

だから、もう現実から一生隠れて過ごしていたい。
そんなもの忘れてしまいたい。

なのに見てしまうのである、「現実」を。
得体の知れない義務感に突き動かされ、
藪陰からずっと現実を観察しているのである。

なんと言うか、番組を見ている最中は、
高所恐怖症の人間が巨大な観覧車にのって
一周している時の様な気持ちに近いと思う。

そして、その観覧車の中でひたすら
「早く地上に着いてくれ!」と祈り続けている。

しかし、そうやって苦痛に耐えて観覧車に乗ったところで、
なんら問題解決の為の糸口が見つかるわけでもない。
そんなことで恐怖症が直る筈も無いのだ。

むしろ益々気分が落ち込み、
その廃人ぶりを遺憾なく発揮するだけだ。

しかし、今年になってふと気が付いた。
「何故こんなマゾ的行為をしているんだ?」
ということに。

そう、蛮勇ふるって観覧車に乗ってみた所で、
自分にとって何のプラスにもならなし、なったこともない。

いい加減、日の当たる場所での生活を考えるのではなく、
如何に藪陰の中で生き、如何にそこで死んでいくか
ということこそ考えなければならない。
自分は元々藪の中の生き物なんだから。

だから、もうひきこもりの番組なんて見ないんだ…

と言いつつ今日もまた観覧車に乗ってしまった。
こういうのもマゾと言うのだろうか。
 

コメント

はじめまして、こんばんは。
私もたまにそういう番組見ますけど、何か違和感あるんですよね。

実質上の初コメント有難うございます。

実際、私はネットで他のひきこもりの人達のブログを見て
「ああ、その気持ちは良く分る」と共感することはあっても、
テレビのひきこもり番組で共感を得たことはないですからね。

むしろ、また妙な偏見を植えつけられるんじゃないか、
という不安の方をいつも感じてしまいます。

そこから抜け出せたという成功例も特殊なものばかりですし。
(実際、特殊な方法でしか抜け出せないのかもしれないけど)

これは、番組の作り手の姿勢というよりは、
テレビという媒体の性質自体に起因している
問題なのかもしれませんが。

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ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

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