ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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REAPER:MIDI_EQ_Duckerでスタッター的効果を作り出す

スタッター効果を作り出すためのチュートリアル動画。


「JS: LOSER/MIDI_EQ_Ducker」を使えばこういうことが簡単にできる。
--------------------------------------------------

▼前準備

  • 「MIDI_EQ_Ducker」は、MIDIノートのオン・オフをトリガーとして音を鳴らしたりミュートしたりEQをかけたりするプラグイン。なので先ず、オーディオ用とMIDI用の二つのトラックを作成する。そしてフォルダ機能を使い、オーディオ用トラックを親トラックに、MIDI用トラックを子トラックに設定する(単にMIDI用トラックからオーディオ用トラックにセンドで信号を送るだけでもよい)。

    stutter_04.png

  • オーディオ用トラックにスタッター効果を与えるためのオーディオ素材を読み込ませたらそのアイテムを選択し、「Shift+ダブルクリック」で読み込んだオーディオ素材と同じ長さのタイム・セレクションを作成。そしてMIDI用トラックを選択し、「Insert -> New MIDI item」でタイム・セレクション(オーディオ素材)と同じ長さのMIDIアイテムを作成する。

  • オーディオ用トラックに「MIDI_EQ_Ducker」を立ち上げる。
    これで準備完了。後はMIDIノートでリズム・パターンを作成し、「MIDI_EQ_Ducker」を適切な設定にして再生するだけ。

以下は「MIDI_EQ_Ducker」のパラメータやその使用例などについて。

 
▼MIDI_EQ_Duckerのパラメータについて

stutter_00.png

「MIDI note#」
どのノートをトリガーにするかの設定。特別な意図がないならALLのままでよいだろう。

「Attack(ms)」
アタックの設定。

「Attack Shape」
アタックのシェイプの設定。左にするほどアタックは柔らかくなり、右にするほど鋭くなる。

「Release(ms)」
リリースの設定。

「Release Shape」
リリースのシェイプの設定。左にするほどリリースはなだらかになり、右にするほど切れ味がよくなる。

「Mode」
・FREQ PEAK / FREQ LOW SHELF / FREQ HIGH SHELF
ノートがオンになっている時、其々のフィルターと後記設定に応じたEQがかかる。

・GATE
ノートがオンになっている時だけ音が鳴る。

・PUMP
ノートがオンになっている時だけ音がミュートされる。

「GATE/PUMP REACT TO MIDI VELOCITY」
YESにした時は、ベロシティが高いほど効きがよく、低いほど効きが悪くなる。

以下はモードをFREQにした場合に有効になる。

「Freq[Hz](BIG) 」
EQをかける帯域の設定。

「Freq[Hz](FINE)」
EQをかける帯域の微調整。

「Wide(Out)」
フィルターのQの設定。左にするほどQは細くなり、右にするほどQは緩やかになる。

「Volume(dB)」
EQによるカット、及びブーストの設定。0だと元の音と変わらない。

▼使用例

  • モードをGATEにして使用した例






    stutter_01.png
    最初は元のままの音で、その後がMIDIパターンでゲートさせたもの。

  • モードをLOW SHELFにして使用した例






    stutter_05.png
    「REACT TO MIDI VELOCITY」をYESに設定し、次第に効きが緩くなるよう設定。

  • モードをPUMPにし、「JS: midi_bounce」を使用したもの






    JS Midi Plugin : Simple MIDI Bouncing Note Repeater
    上記リンクからダウンロードした「JS: midi_bounce」を使って以下の画像のように設定し、それによって作り出したパターンをトリガーにした例。
    stutter_03.png


▼スタッター効果を得るその他の方法

スタッター効果を得るための方法は他にもある。以下ではその幾つかを紹介。

  • LFOジェネレータ(オートメーション)を使用する方法
    SWSのLFOジェネレータを使ってエンベロープを描く方法。冒頭の動画のような効果を得るには、シェイプで「Square」を選ぶ。この方法ではあらゆるプラグインのパラメータをコントロールすることが可能なので、アイデア次第でより多種多様な効果を得ることができる。

  • パラメータ・モジュレーションを使用する方法
    パラメータ・モジュレーションにもLFO機能が付いてる。これを使えばLFOジェネレータと似たようなことができる。ただし、TakeFXで立ち上げたプラグインはパラメータ・モジュレーションを使うことができないので、トラックに挿したプラグインをバイパスやドライ/ウェットを使って必要なところでオンオフするしかない。

  • ReaGateをサイドチェインで使用する方法
    「MIDI_EQ_Ducker」ではMIDIノートをトリガーとしていたが、これは音声をトリガーとする方法。まずトリガーとなる音声を用意し、それを3/4チャンネルで受け取る。そして「Detecctor input」を「Auxilary Input L+R」に設定し、スレッショルドやアタック/リリースを適切な値に設定するとそれっぽい効果が得られる。

  • アイテムを切り刻み、加工する方法
    アイテムを切り刻むことでもスタッター効果を得ることはできる。例えば、下の画像では以下のようなことをしている――対象となる部分を範囲選択し、「Shift+S」でその部分を分割 -> 適切なグリッド単位に設定し、アクション・リストの「Item:Split items at timeline grid」を使ってグリッドラインでアイテムを分割 -> ミュートしたい部分を削除 -> リージョンを設定し、コピー -> 「Alt+ドラッグ」で一番後のアイテムの長さを調節し、全体を元のアイテムと同じ長さにする(最後の手順だけは画像には収録されていない)。尚、リージョンによるコピーは全てのトラックに適用される。
    stutter02.gif
    ↓実際に書き出してみたもの






  • プラグインを使用する方法
    Effectrix、Stutter Edit、Gross Beat、MRhythmizerなど、それ用のプラグインを使用して効果を得る。フリーではGlitchなどが有名。
 

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ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

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※コメントは記事の内容(主題)に関するもののみ受け付けています。また、明らかに政治活動的な性質を持つ内容のコメントはお控え下さい(そういった性質を持つ発言は、それを許容するような姿勢を持つ一部のブログを除いて、自分のブログで行うものだというのが私の基本的な考え方です)。

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