ポジティブ・アレルギー

物事を顧みず、ひたすら自身にとって都合の良い部分だけを見て突き進まなければならない、ポジティブ社会への拒絶反応

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Berlin Woodwinds Exp Bのバグを自分で修正

Berlin Stringsの記事でも書いたが、Orchestral ToolsのBerlin Woodwinds ExpBの「Solo_Flute_Sus」パッチにはバグがある。
ExpB_FL_leg_09.png

おかしいのはA4とA#4のノート(この二つのノートは同じサンプルを使用している)。






こんな風に、最初にリップノイズのようなものが入る。尚且つキーを押しても直ぐに音が鳴り始めない。はっきり言って、これでは全く使えない。まあ今のところ使う予定はないが、せっかく買ったものが使えないというのはどうも納得がいかない。バグ報告をしようかとも思ったが、いちいちアカウントを取る必要があったり、英語で変な文章を書くのも面倒なので、もう自分で直すことにした。以下はその直し方について。
---------------------------------------------

まず、左上のスパナ・マークのボタンを押して編集画面を開く。次に「Group Editor」をクリックして開く。
ExpB_FL_leg_05.png
すると四つの項目が表われる。全て修正が必要だが、まずは左端の項目から直していく。

 ▼(1)「Sus-Dyn」の修正

「Sus-Dyn-Mic1」を選択したら、次に「Group Editor」の隣にある「Mapping Editor」と「Wave Editor」のボタン押して其々の画面を開く。

以下は「Mapping Editor」の画面。
ExpB_FL_leg_06.png
A4の上にある水色の部分をクリックし、選択する。

次に「Wave Editor」の画面を見てみる。すると以下のように、サンプルの先頭に無音部分があるのが分かる。これがキーを押しても直ぐには音が鳴り始めない原因だったわけだ。
ExpB_FL_leg_08.png

なのでスタート・ポイントをサンプルの鳴り始める地点に移動する。
ExpB_FL_leg_03.png

しかしこれだけだとまだリップノイズは消えない。リップノイズの原因は、Modulation項目においてアタックがゼロになっていることに起因している。
ExpB_FL_leg_02.png

なので、他の問題のないノートのアタックの数値を確認し、それに合わせた設定する。
ExpB_FL_leg_04.png

これで「Sus-Dyn-Mic1」の修正は終了。「Sus-Dyn-Mic2」も同じ手順で修正するが、アタックの数値が「Sus-Dyn-Mic1」とは微妙に異なっているので、そこには注意が必要。以下は修正前と修正後で同じMIdiファイルを鳴らしてみた例。

修正前






修正後






修正後のファイルの先頭部分にノイズが混じっているのはREAPERのバグ。直接MP3で吐き出すとこうなる時がある。前はこんな症状はなかったのだが…。もしかしたらKontaktとの相性問題かもしれない。こっちは自分ではどうにもならないので早く直して欲しいところ。

 ▼(2)「Sus-lmm」の修正

「Sus-lmm」は何がおかしいのか。それは以下の画像を見ると直ぐに分かる。
ExpB_FL_leg_01.png

要するに、音を鳴らしきった時、最後に変な音が入ってしまう。






なので「Wave Editor」の再生ボタンを押して音を確認しながら、エンドポイントを前にずらし、余計な音が入らないように「Sus-lmm-Mic1」と「Sus-lmm-Mic2」の2つを修正する。

尚、最後に変な音が入っているサンプルは他にもあるので、「Wave Editor」上でそれらを探し、一つ一つ直していく必要がある。
ExpB_FL_leg_10b.png

 ▼(3)保存

最後に「File」->「Save as..」で適当な名前を付けて保存。この方法だとサンプルも保存されて容量がかさばってしまうので、DAW側のトラック・テンプレートに保存しておくのもありだろう。

 ***

ノンビブラートのパッチがないとか、ベロシティ・レイヤーが一個しかないとか、SusとLegatoのクロスフェードを人力でしなければならないとか、奏法が少ないとか、どうせならバスーンも入れてくれよ、けち臭いな、とか、このライブラリには色々不満はあるが、とりあえずこれで使えるようにはなった。

しかし、立ち上げて少し鳴らしただけで直ぐに気付くようなこんなでかいバグがあるのに、誰もそれに言及していないのはどういうことなのだろう。もしかして、このライブラリを買ってフルートのSusパッチの音を確認したことがあるのは自分だけなのではないかという疑惑が…。

にしても、恐るべしOT。やる気がないのならもう自分にやらしてくれ、と言いたくなる。というか、もう刺身の上にタンポポ乗せる系の仕事には飽きた。同じ単純作業でも、ライブラリ作りとかだったらまだ少しはやりがいもあるのに。

コメント

サポートフォーラムに投稿しておきました。

いつも参考にさせて頂いてます。以前投稿したオヤジです。

ポジティヴアレルギーさんのこの記事は前に読んだ記憶があって、先ほど確認したら、やはりバグのようですね。c5のベロシティ0-97でもおかしなサンプルを見つけました

オーケストラツールのサポートフォーラムには登録していたので、オッサンの拙い英語で投稿しました。あまり活発じゃないのが心配です。

SIPITFIRE AOUTOとかにも結構サポートメールを出すのですが、結構な頻度で返信があって助かります。バグと認識さしてもらうのが大変です。ただ、修正は2クール後でしたが。

基本、英語は苦手なので、翻訳ツールを使ってます。で、再度和訳して変じゃなかったら送付したりしてます。

報告なされましたか。自分も一度報告しようと思って文章を考えていたことがあったのですが、返信があった時に上手く対応できなさそうなので結局諦めました。

>再度和訳して変じゃなかったら

なるほど、そういう手もあるのですね。

>修正は2クール後でしたが。

Spitfireは凄まじいスピードで音源をリリースしていますが、その分バグ取りがおろそかになっているのではないか、という疑念を抱いてしまいますね。その点Orchestarl toolsはリリースペースが遅いので、その分バグ取りはシッカリして欲しいところですが…。まあしばらくはCapsule作りに精を出していたみたいなので、とりあえずはそちらに期待です。

それにしても、たまに海外のフォーラムでExp.Bが話題に上がってもあのバグに関する言及が無いのが不思議です。あんなに目立つバグなのに。

>英語は苦手なので

私もずっと英語アレルギーでした。REAPERのお陰でアレルギーは克服できましたが、不得意なのは変わりません。中学くらいの時に今のような世の中になっていたらなあと思います。明確な動機があればきっと結果も違ったのではないかと。

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Author:後正面
ひきこもりという役割を引き受け
ざるを得なかった一人として
人間について考えてみる。
でも、本当はただの断末魔ブログ。

働けど無職。
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※コメントは記事の内容(主題)に関するもののみ受け付けています。また、明らかに政治活動的な性質を持つ内容のコメントはお控え下さい(そういった性質を持つ発言は、それを許容するような姿勢を持つ一部のブログを除いて、自分のブログで行うものだというのが私の基本的な考え方です)。

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